【数的処理】ベン図(令和4年度・都庁新方式)【難易度1(必修)】

数的処理 ベン図 必修問題(令和4年度・東京都I類B新方式)

YouTube講義はこちら

都庁新方式・行政区分令和4年度からの出題。

新方式は面接等を重視する試験区分であるため、数的処理の問題レベルも低い傾向にあります。
数的処理に苦手意識がある受験生はまずこのレベルから手をつけましょう。

(1)条件を『わかりやすく』整理する

ベン図の基本的な整理方法は上図のように○を重ねる手法である。条件を整理するとこのようになる。「二つ以上の領域にまたがる条件については境界線上に数字を書く」など自分なりのルールを定めておき、後から混乱しないようにしたい。
また「A」の条件のように、最初からベン図に書き込むことが難しい条件については後回しにしておく。

「どこの円にも含まれない人」がいることを常に意識する

(2)使っていない条件がないか考える

条件「E」より中央の領域の人数が確定したため、(1)で境界線上に記入していた人数(34人、30人)を分割することができた。
また、ここまで整理すると、保留にしていた「A」の条件からxの値を求めることができる。

与えられた条件を整理する順序も考える。一見して難しい条件は後回し。

(3)解答

(2)まで整理した段階で答えはほぼ出ている。後はケアレスミスに注意しつつ計算するだけである。(正解肢5

今回の問題は基礎的な問題であったが、難問で答えが絞れないような場合には選択肢にも注意を払うと良い。
ベン図の問題では、ありえない選択肢をきって答えが定まる場合もある。

YouTube講義

コメント

タイトルとURLをコピーしました