【用意すべき論点数は?】専門記述試験とは その2【公務員試験】

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専門記述試験の対策方法

その1で述べたとおり、専門記述試験には「答え」があります。

そのため、対策としては択一試験と何ら変わるところは無く基本は暗記です

志望先の過去問に目を通した上で出題を想像し、出題とそれに対応するキーワードを組み合わせたレジュメ”を作成・暗記する作業を繰り返すことになります。

 

専門記述対策の基本は「レジュメ」の暗記

専門記述試験はその性質上「対策をとっていないテーマが出たらアウト」な側面もあるため、多くの試験種では選択式となっています。例として都庁1類Bの試験種では憲法・民法・行政法、、、、等10題から3題を選択する形となっており、ほとんどの受験生は5科目以上を事前に対策しておき、その中から当日に3科目を選ぶという戦略をとることになります。
あくまで一例ですが、冒頭で述べた「レジュメ」の暗記数目安は以下の通りです(都庁の場合)。
・得意科目(当日選択予定):20題程度 ✖️ 3〜4科目
・サブ科目(上記科目にて対応できないテーマが出題された時の逃げ道):5〜10題程度  ✖️ 2〜3科目
合計対策数:70題〜110題
上記の数を見ると、論文対策としては膨大な暗記量に思えてしまうかもしれません。そこで重要になってくるのは「絶対に『模範解答』を丸暗記しようとしてはいけない」「レジュメはさっさとパクる」という点です。

専門記述の「模範解答」は暗記しない

専門記述の論文を書き上げるために必要な知識そのものは、実は択一試験で問われる内容とほとんど差異はありません。これは専門記述試験を課している自治体の目的が「受験生の論理的思考力を測る」ことであり、決して受験生に過度な負担をかけることが本旨では無いからです。
そこで、専門記述試験の対策を行う際には『模範解答の丸暗記』ではなく、(1)『出題+記述すべき論点(レジュメ)』の暗記と、全ての専門記述に共通する(2)『論理的な文章の書き方』の習得を目指しましょう。
次回は、より具体的な学習方法とレジュメの入手についてお話しします。

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